若き歯科医師への伝言 このメッセージは若き歯科医師の方々に少しでも参考になればとの思いで伝言します。 私が上野先生の口腔外科の講義を学生時代聴いていた際、教授が言われたことは、歯科医師になって歯科の論文などは読むだろうが、歯科以外の本をどれだけ読むかによって君たちのraison d'etreが問われる。このようなことを言われていました。 私も今も月に10冊以上は読んでいます。皆様も理科系のみならず、文科系の教養も持つことをお勧めします。それによって歯科医療にも新しい展望が必ず開けてくると思います。 これから折にふれてお勧めしたい本を紹介してゆきます。 以下お勧め書籍です。 夜と霧(ヴィクトールEフランクル)みすず書房 科学と仮説(ポアンカレ)岩波書店 ゲーテ格言集(ゲーテ全集第11巻、箴言と省察)人文書院版 貧困の終焉(ジェフリーサックス)早川書房 貧困のない世界を創る(ムハマド ユヌス)早川書房 帝国以後(エマニュエルトッド)藤原書店 石の花1〜5(坂口尚)講談社漫画文庫 |