35年間の治療成果の集計結果 2015年10月から12月までの集計(延べ役600人の内から抽出) 以上の期間の間で治療が一通り終了して、メインテナンスに定期的に規則正しく通われている患者様の歯の喪失本数ついて集計しました。 30年以上の方の喪失本数は平均で2,1本 20年以上29年までは平均0,86本 10年以上19年までは平均で0,75本 この結果はプロフェッショナルメインテナンスがいかに大事かと言うことと、ホームケアを定期的に行える患者様の意識の高さの現れです。 また、30年以上での歯の喪失は歯の破折によるものも多くなって来ていますので、それにたいしても今後適切に対処して行きます。 30年以上前にペンシルバニア大学で当時歯周病科の主任教授だったDr.リンデの講義を聞いていた際に彼の受け持っている患者さん(イエテボリ大学での患者さん)の話でになり、彼の患者さんは、自分の口腔とブラッシィングなどについて1時間くらいは話すことができると言っていました。その時このような母集団を作りあげているのだと感心しました。 統計学的に、治療の成果が良いかどうかは治療技術はもちろんですが、母集団となる患者さんの歯科と自分の口腔に対する意識の高さにも関わっています。 |